1955-06-06 第22回国会 衆議院 貿易振興に関する調査特別委員会 第7号
それからもう一つ、先ほど堀越さんのお話ではなかったかと存じまするが、輸出入取引法、いわゆるカルテルを完全に戦前通りに解消してしまった方が貿易をする場合にはなはだ好都合である、こういうお話がございましたようですけれども、私は、これは日本の経済の現状から言って必ずしもその時宜を得た言葉ではない、時機尚早であると考えるのです。
それからもう一つ、先ほど堀越さんのお話ではなかったかと存じまするが、輸出入取引法、いわゆるカルテルを完全に戦前通りに解消してしまった方が貿易をする場合にはなはだ好都合である、こういうお話がございましたようですけれども、私は、これは日本の経済の現状から言って必ずしもその時宜を得た言葉ではない、時機尚早であると考えるのです。
今日ではこれか武力による、不法侵略である、かように解釈するか、単に不法入国、かような段階としてこれを規定するかという点につきましては、現在の我々としましては未だそれが武力による不法侵略と断定いたすことは時機尚早でございまして、いわば一種の不法入国、かように考えるのが現段階におきましては妥当である、かように私ども考えておるのでございまして、従いまして、直ちに自衛隊法七十六条による防衛出動ということは目下
しかしながら政府の財政に何ら依存しないで行けるかというに、これはやはり敗戦の結果非常な被害を受けておる、そうして復興過程を現在なおかつたどりつつあるという条件も含みまして、力は持つておりますけれども、しかしながらまだ手放しで、国家財政から切り離して公社を歩かすということは時機尚早だと思います。
従いまして、現在のごとき混乱的な社会情勢のときにありましては、国家公務員法、或いは今度の法律案のように、すべてを人事院に任して人事院の好き勝手にやらせるということは時機尚早であるという考えを持つているのであります。
これに対しまして政府はいかなる方策をとつてきたかと申し述べますると、一應予算化に努力はいたしましたが、そのうち御承知の通り追加予算を要求するには、時機尚早であつたことと、二百五十億の公共事業費には十億円の予備金があつたため、予算化には至らなかつたのであります。
次に眼鏡枠に対する物品税免税の請願については、これも全然課税を免除するというのは、まだ時機尚早と考えているが、税率を若干引下げるということについては、考慮したいと考えている。
これがまた委員長の會議統裁の權限であり、この委員會を開く日時と場所の指定は委員長の權限になつておるから、私は委員長がその間の事情を賢察して、つくべきところについて、できるだけ早くこの國管問題の贊否なり、あるいは時機尚早論、あるいは修正論、そういう議論の核心にわれわれも觸れていくということを念願しておるので、かように申し上げておるわけであります。